【6月25日 Relaxnews】2012年の世界のテーマパーク訪問者数は前年と比べて5%増加した。アジア各地のテーマパークの人気が高く、近い将来、北米の訪問者数を上回るだろうと業界筋の報告書は予測している。

 米カリフォルニア(California)州のテーマエンターテインメント協会(Themed Entertainment Association)が作成した「2012テーマインデックス(Theme Index)」は、アジア地域でのテーマパークの人気が衰えないことと、中国で過去最大のテーマパークがオープン予定であることから、アジアが世界のテーマパークの中心になりつつあるとまとめている。

 上海ディズニー(Shanghai Disney)は2015年にオープン予定で、初年度の訪問者数は1000万人を見込んでいる。

 アジアでのテーマパークの成長について専門家らは、テーマパークがカジノやショッピング施設、文化施設などを併設することで「統合型リゾート」としての魅力を獲得し、幅色い層に受け入れられていると評価している。

■2012年のテーマパーク訪問者数トップ10

1位 マジックキングダム(Magic Kingdom):1753万6000人、米フロリダ(Florida)州ウォルト・ディズニー・ワールド(Walt Disney World)内

2位 ディズニーランド(Disneyland):1596万3000人、米カリフォルニア(California)州アナハイム(Anaheim

3位 東京ディズニーランド(Tokyo Disneyland):1484万7000人

4位 東京ディズニーシー(Tokyo Disney Sea):1265万6000人

5位 ディズニーランド・パリ(Disneyland Paris)、:1120万人、仏マルヌラヴァレ(Marne-la-Vallee)、ディズニーランド・リゾート・パリ(Disneyland Resort Paris)内

6位 エプコット(Epcot):1106万3000人、米ウォルト・ディズニー・ワールド内

7位 ディズニー・アニマル・キングダム(Disney’s Animal Kingdom):999万8000人、米ウォルト・ディズニー・ワールド内

8位 ディズニー・ハリウッド・スタジオ(Disney’s Hollywood Studios):991万2000人、米ウォルト・ディズニー・ワールド内

9位 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(Universal Studios Japan):970万人、大阪

10位 アイランズ・オブ・アドベンチャー(Islands of Adventure):798万1000人、米フロリダ州ユニバーサル・オーランド・リゾート(Universal Orlando Resort)内

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