【8月8日 AFP】中国五輪委員会(Chinese Olympic committee)は8日、ロンドン五輪の陸上男子110メートルハードル予選で途中棄権した劉翔(Liu Xiang)が、アキレスけん断裂のため手術を受けることを明らかにした。

 アテネ五輪の同種目で金メダルに輝いた劉翔は、五輪2大会連続で負傷による途中棄権に終わっていた。劉翔は、手術後に帰国するとされている。

 中国五輪委員会の広報は、「劉翔は手術を受ける。中国と英国の医師による検査を受けた結果、右アキレスけんの断裂が判明した」と語った。

 7日に行われた男子110メートルハードル予選で、劉翔は最初のハードルに衝突して大きく転倒していた。その後、何とか立ち上がった劉翔は、片足跳びでトラックを走ると、最後のハードルに口づけしていた。(c)AFP