【8月9日 AFP】ロンドン五輪は8日、バスケットボール・アリーナ(Basketball Arena)で男子バスケットボールの準々決勝の試合が行われ、欧州王者のスペインが66-59でフランスを下し、準決勝に進出した。

 パウ・ガソル(Pau Gasol)が10得点11リバウンドを記録した北京五輪銀メダルのスペインは、リトアニアを83-74で破ったロシアと準決勝で対戦する。

 フランスが53-51とリードして迎えた第4クオーターにスペインは、セルジ・イバカ(Serge Ibaka)の得点とパウ・ガソルのブロックからセルヒオ・リュル(Sergio Llull)がダンクシュートを決め、試合時間残り5分35秒としたところで58-57と逆転に成功した。

 続けてスペインは、残り時間1分31秒でルディ・フェルナンデス(Rudy Fernandez)がフリースローを2本成功し、スペインとの差を60-57に広げると、残り45秒の場面ではチーム最多の14得点を挙げたマルク・ガソル(Marc Gasol)がレイアップシュートを決めてフランスを突き放した。

 フランスはボリス・ディーオウ(Boris Diaw)とトニー・パーカー(Tony Parker)がそれぞれ15得点を挙げたが、試合終盤にディーオウが狙った3ポイントシュートは失敗に終わった。(c)AFP