【8月5日 AFP】ロンドン五輪は4日、ウィンブルドン(Wimbledon)でテニスの女子シングルス決勝が行われ、大会第4シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-0、6-1で第3シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)をストレートで退け、自身初の五輪シングルス金メダルを獲得した。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で通算5度の優勝を誇るセレーナは、1920年のアントワープ五輪決勝でスザンヌ・ランラン(Suzanne Lenglen)がドロシー・ホルマン(Dorothy Holman)を圧倒した6-3、6-0を上回る結果で勝利を収めた。

 この結果、セレーナは1988年にドイツのシュテフィ・グラフ(Steffi Graf)氏が達成して以来史上2人目となる生涯グランドスラムに五輪の金メダルを加えた「ゴールデンスラム」を成し遂げている。

 また、姉のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams)とのペアで女子ダブルスの金メダルを2個獲得しているセレーナは、シングルスとダブルスで「ゴールデンスラム」を達成した史上初の女子選手となった。(c)AFP