【8月5日 AFP】ロンドン五輪は4日、男子サッカー準々決勝の試合がロンドン(London)のウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われ、メキシコが延長戦の末4-2でセネガルを下し、準決勝に進出した。

 8万1千人以上が観戦に訪れた試合はセネガルが0-2のビハインドから同点に追いつき、延長戦にもつれこむ劇的な展開となった。

 メキシコは前半10分にホルヘ・エンリケス(Jorge Enriquez)が先制点を奪うと、後半17分にハビエル・アキノ(Javier Aquino)が2点目を挙げた。

 しかし同24分、得点ランキングで首位に立つセネガルのムサ・コナテ(Moussa Konate)が今大会5点目となる得点で1点を返すと、同31分には途中出場のイブライマ・バルデ(Ibrahima Balde)がコーナーキック(CK)から同点弾を決めた。

 2-2で迎えた延長前半、メキシコはジオバニ・ドス・サントス(Giovani dos Santos)が勝ち越し点を挙げて再びリードを奪うと、同後半4分にはエクトル・エレーラ(Hector Herrera)が4点目を決めて試合を決定付けた。

 7日に同じウェンブリー・スタジアムで日本との準決勝に臨むメキシコだが、準決勝ではこの試合の4点目を挙げたエレーラが累積警告により出場停止となる。(c)AFP