【8月4日 AFP】ロンドン五輪は3日、ウィンブルドン(Wimbledon)でテニスの女子シングルス準決勝が行われ、大会第4シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が6-1、6-2で第1シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)を退け、決勝に進出した。

 五輪シングルスでは初めてとなる金メダル獲得を目指し、ここまで圧倒的な強さで勝ち上がってきたセレーナは、33本のウィナーと16本のエースを記録するなど、世界ランク1位のアザレンカを63分で破った。

 銀メダル以上を確定させたセレーナは、決勝で第3シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)と対戦することになり、両者は生涯グランドスラムに五輪の金メダルを加えた「ゴールデンスラム」達成をかけて戦うことになる。

 グランドスラム通算14勝を誇るセレーナはシャラポワを得意としており、過去10度の対戦で8勝を挙げており、現在は7連勝している。

 しかし世界ランク3位のシャラポワは、17歳で出場した2004年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2004)決勝でセレーナを破っている。(c)AFP