【1月9日 AFP】(一部更新)インド北東部アッサム(Assam)州グワハティ(Guwahati)の住宅街でヒョウに襲われ、頭皮がめくれる重傷を負った男性が9日、意識を回復しAFPに恐怖の体験を語った。男性はヒョウを守ろうとして、逆に襲われたという。

 この男性は40代のピントゥ・デイ(Pintu Dey)さんで、病院のベッドで取材に応じた。デイさんは自宅前でヒョウに襲われ、その一部始終をとらえた写真に衝撃が広がっている。

 デイさんは、2人の子どもたちを助けに家に戻ろうとしたとき、警察官がヒョウを射殺しようとしているのが見えた。デイさんは警官にヒョウを殺さないよう嘆願し、銃口を向ける警官とヒョウとの間に立ちはだかった。その瞬間、デイさんはヒョウに飛びかかられた。デイさんは、全身が血だらけになるのが分かったという。

 ヒョウに飛びかかられたデイさんの手の骨は折れ、手足はかみ傷だらけになった。

 担当医によると、デイさんは大量出血したうえ頭皮のけがもひどく、極めて深刻な状態だという。

 ヒョウは、デイさんの他にも3人を襲い、このうち元ジャーナリストの男性1人が死亡した。残る2人の容体は安定しているという。

 デイさんらを襲ったヒョウは、鎮静剤を打たれアッサム州立動物園(Assam State Zoo)に移送された後、同州西部マナス(Manas)のトラ保護地区に放されたという。(c)AFP