ドメネク監督の去就問題は保留に
このニュースをシェア
【10月14日 AFP】フランスのレキップ(L’Equipe)紙は13日、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)欧州予選でルーマニアと2-2で引き分けたものの、フランス代表を率いるレイモン・ドメネク(Raymond Domenech)監督の去就に関しては保留になるであろうと報じた。
欧州選手権2008(Euro 2008)での失態とW杯予選の序盤でのつまずきによって、厳しい視線を投げかけられたドメネク監督は、11日に行われたルーマニア戦の前半20分間でその職を失うかのように見えた。
フロレンティン・ペトレ(Florentin Petre)とニコラエ・ドリン・ゴイアン(Nicolae Dorin Goian)に得点を許し不意を打たれ、悩んだ様子のドメネク監督はピッチサイドを不気味にうろうろしていた。しかし、フランク・リベリ(Franck Ribery)のゴールにより2-1で前半を折り返したフランスは、後半24分にヨアン・グルクフ(Yoann Gourcuff)が約30メートルのミドルシュートを決めて同点に持ち込んだ。
レキップ紙の1面には笑顔のドメネク監督の写真と共に「レイモンにとっては良いようだ」という見出しが踊った。そのドメネク監督は15日にフランスサッカー連盟(French Football Federation、FFF)の幹部との会合に出席する。
同連盟の役員を務めるFernand Duchaussoy氏は「素晴らしいチームのためには、素晴らしい選手が必要となる。これについては私だけではないだろうが、フランス代表はどの点においても有能に思える。では、なぜこのダイナミズムを壊してしまうのか?」とレキップに対して語っている。
また、13日付の同紙に対し、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するティエリ・アンリ(Thierry Henry)は「(9月10日に行われた)セルビア戦では何かをすでにつかんでいた。(ルーマニア戦では)最初の20分間の困難を乗り切った。このチームの得点をとることができるという特徴は見せることができた。ドメネク監督はヨアン・グルクフにチャンスを与え、彼はそれに応えた。監督にとって大きな助けとなったかもしれない」と語っている。代表で初得点を決めるまで、代表では良いところのなかったグルクフをドメネク監督は支持し、グルクフはその信念に応えた。
ドメネク監督は、13日に開かれた記者会見でチームはまだ強烈なプレッシャーの下にあるとし、どんな助けも極めて重要であるとしている。(c)AFP