【8月6日 AFP】サッカーフランス代表のレイモン・ドメネク(Raymond Domenech)監督は5日、フランスサッカー連盟(French Football FederationFFF)に対し、自身のこれまでの手法を変えるつもりはなく、決して「イエスマン」にはならないとの見解を示した。

 欧州選手権2008(Euro 2008)ではグループリーグで敗退し、敗退直後にはテレビで失言もしたドメネク監督だが、かろうじて解任を免れた。

 ドメネク監督は、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)に向けて監督を続けるため、FFFからの厳しい条件を受け入れた。しかし活動内容の制限や、元フランス代表のアラン・ボゴシアン(Alain Boghossian)氏をアシスタントとして受け入れるなどの条件にもかかわらず、ドメネク監督に発言を控えるとの考えはない。

 フランスのレキップ(L’Equipe)紙に対しドメネク監督は「私が変わると想像することは、現実味を欠いている。私がすべてを受け入れ、誰に対しても『イエス』と答える良い子でいる姿を想像できるのか?チームをどのように扱えばいいのか分かっているし、できることは全てやっていく。自分の意見を隠すつもりはない。欧州選手権では自分らしく振舞えなかったことを悔やんでいる。同じ過ちを繰り返すことはない」と語っている。

 一方でドメネク監督は、イタリア戦に敗れグループリーグ敗退が決まった直後のインタビューでプロポーズしたことについては後悔していることを認めた。

 インタビューの中でドメネク監督は、テレビ司会者を務める長年の恋人のエステル・デニス(Estelle Denis)さんにプロポーズをし、監督としての今後を問われた質問に答えなかった。そしてそれにフランス国民は激怒した。

 ドメネク監督は「私は間違った。ふさわしい時間ではなく、さらには個人的なことだった。この件について公共の場で語ることは2度とない」と語っている。

 またドメネク監督は、フランス代表が欧州選手権2008で悲惨な結果に終わったことを初めて公に認めた。

 ドメネク監督は「グループリーグを突破できなかった場合は失敗となる。我々に全力を尽くすという気持ちがなかったことは、誰が見ても明らかだ」と語っている。

 欧州選手権2008でのフランスは、1得点6失点の1分2敗でグループC最下位に終わったが、これまでにドメネク監督が「失望・落胆」などの意味合いを込めて大会について語ることはなかった。(c)AFP/Philippe Grelard