【6月27日 AFP】】米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は26日、複数の州で行われた大がかりな捜査の結果、389人が児童売春に関わった疑いで逮捕されたと伝えた。

 16都市で5日間にわたって行われた捜査には、行方不明の子どもの捜査や児童売春組織の摘発を担当する地元、州、連邦の捜査機関が参加した。子どもたちの多くは家出をしたまま行方が分からなくなっている。

 今回の捜査で、児童売春の被害者となっていた21人の子どもが保護されたほか、連邦機関の担当者が明らかにしたところでは、これまでに433人の子どもたちが保護されたという。

 当局は、インターネットを使った宣伝が、児童売春の増加に大きく影響しているとみている。(c)AFP