米・チェコ首脳、MD計画施設建設で「合意近い」
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【2月28日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領と訪米中のミレク・トポラーネク(Mirek Topolanek)チェコ首相は27日、ミサイル防衛(MD)システム計画のレーダー施設建設について合意に近づいたと発表した。この計画についてはロシアが強い反対姿勢を示している。
計画では2012年までにチェコにレーダー施設を、ポーランドに迎撃ミサイル基地を建設する。ブッシュ政権はこの計画について、イランのような「ならず者」国家から米国とその同盟国を防衛するものだと説明している。
これに対しロシアは、MD導入は同国の安全保障を脅かし冷戦時代に逆戻りさせるものだと非難している。また、チェコ国内でも反発の声が上がっている。
一方、米国のミサイル基地建設に当たり安全保障の強化を求めていたポーランド政府は、米国が非公式に新たな軍事協定を提案してきたことを明らかにした。(c)AFP/Olivier Knox
計画では2012年までにチェコにレーダー施設を、ポーランドに迎撃ミサイル基地を建設する。ブッシュ政権はこの計画について、イランのような「ならず者」国家から米国とその同盟国を防衛するものだと説明している。
これに対しロシアは、MD導入は同国の安全保障を脅かし冷戦時代に逆戻りさせるものだと非難している。また、チェコ国内でも反発の声が上がっている。
一方、米国のミサイル基地建設に当たり安全保障の強化を求めていたポーランド政府は、米国が非公式に新たな軍事協定を提案してきたことを明らかにした。(c)AFP/Olivier Knox