コートジボワール出身のレゲエ歌手、母国でコンサート、クーデター以来初
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【12月31日 AFP】レゲエ界のスター歌手、アルファ・ブロンディ(Alpha Blondy)は30日、国を2分した2002年の軍事クーデター以来初のコンサートを母国コートジボワールで行い、血塗られた内戦を過去のものにしてほしいとファンに呼びかけた。
この「平和と和解のコンサート」のために、ローラン・バグボ(Laurent Gbagbo)大統領と約5000人のファンが、フランス植民地時代の首都グラン・バサム(Grand Bassam)を訪れた。
ドレッドヘアーにジーンズ姿で登場したブロンディは、自身の最大のヒット曲である『Jerusalem』でコンサートを始め、「恒久永続的な平和を築くため、コートジボワールにはすべての子どもたちが必要だ」と聴衆に呼びかけると、自身が「兄貴(big brother)」と呼ぶローラン・バグボ大統領に演説を促した。
バグホ大統領は、「2007年は良い年だった。今年で内戦状態も落ち着き、戦いに終止符を打つことができた。それを伝えるためにこの場所にやって来た。2008年には選挙をしなければならない」と述べた。
24時間にわたり行われる広いコンサート会場には、約1000人の警官が配備された。
世界一のココア産出国であるコートジボワールは2002年、バグホ大統領に対する反乱により2分され、国際平和維持活動部隊が同国南北間の緩衝地帯の監視にあたっている。この緩衝地帯は解消されつつある。
コートジボワールは、内戦が起こる以前、混乱の続く西部アフリカにおいて平和と繁栄の希望の光として捉えられ、フェリックス・ウフエボワニ(Felix Houphouet-Boigny)初代大統領による長期政権下で大陸の模範として支持を得ていた。(c)AFP
この「平和と和解のコンサート」のために、ローラン・バグボ(Laurent Gbagbo)大統領と約5000人のファンが、フランス植民地時代の首都グラン・バサム(Grand Bassam)を訪れた。
ドレッドヘアーにジーンズ姿で登場したブロンディは、自身の最大のヒット曲である『Jerusalem』でコンサートを始め、「恒久永続的な平和を築くため、コートジボワールにはすべての子どもたちが必要だ」と聴衆に呼びかけると、自身が「兄貴(big brother)」と呼ぶローラン・バグボ大統領に演説を促した。
バグホ大統領は、「2007年は良い年だった。今年で内戦状態も落ち着き、戦いに終止符を打つことができた。それを伝えるためにこの場所にやって来た。2008年には選挙をしなければならない」と述べた。
24時間にわたり行われる広いコンサート会場には、約1000人の警官が配備された。
世界一のココア産出国であるコートジボワールは2002年、バグホ大統領に対する反乱により2分され、国際平和維持活動部隊が同国南北間の緩衝地帯の監視にあたっている。この緩衝地帯は解消されつつある。
コートジボワールは、内戦が起こる以前、混乱の続く西部アフリカにおいて平和と繁栄の希望の光として捉えられ、フェリックス・ウフエボワニ(Felix Houphouet-Boigny)初代大統領による長期政権下で大陸の模範として支持を得ていた。(c)AFP