【ピュータービューレン/オランダ 3日 AFP】嵐で水位が上昇したワッデン(Waddenzee)海沿いで前週末、アザラシの子ども40頭以上が打ち上げられているのが発見された。砂州から流され、母親たちとはぐれたものとみられている。

 アザラシは誕生後最初の3週間、成体の毛皮とは異なる厚い毛皮で身体を保護されており、うまく泳ぐことができない。収容された40頭の子アザラシは、ピュータービューレン(Pieterburen)にあるアザラシ・リハビリ・センターで、野生環境で生息できる成長段階に至るまで保護されてから海へ戻される予定だ。

 写真はピュータービューレンで2日、センターに収容された子アザラシの一頭。(c)AFP/EVERT-JAN DANIELS