関連情報アフガニスタン・パキスタン情勢
アフガニスタンの首都カブール(Kabul)北方30キロのShamali Plainsで、警備を終え基地に戻った国際治安支援部隊(ISAF)のフランス部隊兵士(2008年8月25日撮影)。(c)AFP/SHAH Marai
【9月21日 AFP】アフガニスタンで8月、イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)が国際治安支援部隊(ISAF)に参加していたフランス軍部隊を待ち伏せして襲撃し、フランス兵10人が死亡したことについて、カナダのグローブ・アンド・メール(Globe and Mail)紙が20日、タリバン側の武装がフランス部隊を上回っていたと報道した。北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty Organisation、NATO)は21日、この報道を否定した。
フランス部隊は8月18日に、アフガニスタンのカブール(Kabul)の東、約50キロのSarobi地区で、タリバン戦闘員約100人の襲撃を受けた。この戦闘でフランス軍兵士10人が死亡、21人が負傷した。死亡者のうち1人は刺殺されていた。2001年にタリバン政権が崩壊して以来、アフガニスタンでの外国部隊の地上戦としてもっとも多い死傷者となった。また、フランス軍にとっては、過去25年で最悪の死者数となった。
グローブ・アンド・メール紙がNATOの「秘密報告書」の内容として伝えたところによると、フランス軍部隊は弾薬を十分に携行していなかったうえ、1台しか持っていなかった無線機がすぐに故障したため航空支援の要請もできず、わずか90分で戦闘中止に追い込まれたという。
NATOのJames Appathurai報道官は、「この戦闘でフランス部隊が武装で劣っていたことを示す情報は一切ない」と述べた。同報道官はNATOにそのような報告書があることは知らないと述べるとともに、NATOはアフガニスタンのフランス軍部隊に十分な支援を行っていたと話した。一方、パキスタン領内からのアルカイダ(Al-Qaeda)系武装勢力によるISAF部隊への越境攻撃が徐々に高度化しているとして懸念を示した。(c)AFP
ユーザー制作のスライドショーをご紹介。無料で簡単な会員登録で見られます。
拡大して見られた人気写真ランキング。会員登録で拡大写真が見られます。登録は無料で簡単。
AFPBB News に掲載している写真・見出し・記事の無断使用を禁じます。© AFPBB News