【1月27日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2011)準々決勝は26日、第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン、24)が第7シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)に4-6、2-6、3-6で敗れる波乱が起きた。

 ナダルは第2ゲーム開始直後から顔をゆがめ、明らかに痛みに耐えている様子だった。治療を受け左太ももにテーピングを施して試合を続行したが、ストレート負け。1969年のロッド・レーバー(Rod Laver)以来となる4大大会4連勝の夢はついえた。

 ナダルを破ったフェレールは、準決勝で前年準優勝のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)と対戦する。過去の対戦記録は3対2でフェレールが優勢だが、フェレールはハードコートでマレーに勝ったことがない。(c)AFP/Talek Harris