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高橋尚子 現役引退へ「陸上人生に悔いはない」

  • 2008年10月28日 12:38 発信地:東京
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シドニー五輪で女子マラソンを制し、金メダルを掲げ笑顔を見せる高橋尚子。(2000年9月24日撮影)(c)AFP/ROMEO GACAD

【10月28日 AFP】(29日 一部更新)陸上、シドニー五輪女子マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子(Naoko Takahashi)選手(36)が28日、現役引退を発表した。

 高橋選手は記者会見で「プロ高橋として納得のいく走りができなくなり、精神的、肉体的に、これが限界なのかなと自分で感じた。陸上人生に悔いはない」と、目にうっすらと涙を浮かべながらも笑顔で語った。

「中学から陸上を始め、五輪や世界記録など多くの経験をした。台風のごとく、いろんなことが過ぎ去って、引退まで悩みました。今は、台風が過ぎ去った後のさわやかな風が吹いているような心境」

 会見の模様はテレビで生中継された。

 高橋選手は、シドニー五輪の女子マラソンで優勝を果たし日本人選手として初めて五輪の同種目で金メダルを獲得、その後2001年の第28回ベルリン・マラソン(28th Berlin Marathon)では2時間19分45秒を記録し世界新記録(当時)を樹立した。

 しかし、高橋選手は度重なる怪我に苛まれ、2007年8月には右ひざを手術している。アテネ五輪の代表に漏れた後、米コロラド(Colorado)州、ロッキー山脈近くのボルダー(Boulder)で練習を積み、北京五輪出場に全力を注いだ。しかし、代表選考レースでは2時間44分18 秒の27位に終わり、出場の夢は叶わなかった。(c)AFP
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