【10月17日 AFP】(記事更新、写真追加)第41回世界体操競技選手権(Artistic Gymnastics World Championships 2009)は16日、女子の個人総合決勝が行われ、鶴見虹子(Koko Tsurumi)が合計57.175点で3位に入り、銅メダルを獲得した。

 米国のブリジット・スローン(Bridget Sloan)が合計57.825点で金メダルを獲得し、同じく米国のレベッカ・ブロス(Rebecca Bross)が合計57.775点で銀メダルを獲得した。

 男子の個人総合決勝で内村航平(Kohei Uchimura)が金メダルを獲得した24時間後、17歳の鶴見はまさかの表彰台入りを果たし、日本にもう1個のメダルをもたらせた。

 前半2種目を終えて首位に立った鶴見は、後半に順位を下げたが3位の座を確保した。 

 2008年の北京五輪では個人総合で17位だった鶴見だが、今大会のパフォーマンスでその存在を大きくアピールした。

 2度目の主要国際大会出場で銅メダルを獲得した鶴見は「今回は8位入賞を目標としていたので、3位はまったく期待していませんでした。とても満足しています」と語っている。(c)AFP