【8月6日 AFP】10-11シーズンをもって現役を退いたサッカー元イングランド代表のポール・スコールズ（Paul Scholes、36）氏の引退試合、マンチェスター・ユナイテッド（Manchester United、以下ユナイテッド）対ニューヨーク・コスモス（New York Cosmos）が5日、ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォード（Old Trafford）で行われた。

　ユナイテッドで17シーズンを過ごし、通算676試合に出場して10度のリーグ優勝を飾ったスコールズ氏は、前半8分に約18メートルのミドルシュートを蹴りこんだ。

　スコールズ氏は試合後「少しでも皆さんの良い思い出となったらいいと思う」と語り、満員のスタジアムに手を振って別れを告げた。

　スタジアムには、ニューヨーク・コスモスの2013年からの米メジャーリーグサッカー（Major League Soccer、MLS）加入を応援する元所属選手のペレ（Pele）氏や、同チームのディレクター・オブ・フットボールに就任した元ユナイテッドのエリック・カントナ（Eric Cantona）氏が姿を見せ、大きな歓声を受けた。

　試合は、ユナイテッドがウェイン・ルーニー（Wayne Rooney）やアンデルソン（Anderson Oliveira）、ダニー・ウェルベック（Danny Welbeck）のゴールとマメ・ビラム・ディウフ（Mame Biram Diouf）の2得点で追加点を挙げ、6-0で勝利している。(c)AFP