【6月24日 AFP】1901年のクラブ創設以来初めて2部リーグでシーズンを過ごしたアルゼンチンの古豪リーベル・プレート(River Plate)が23日、2部降格からわずか1年で1部リーグ復帰を果たした。

 約1年前にリーベル・プレートは、クラブ創設110年目にして初めて2部リーグに降格した。降格決定直後には選手たちが涙を流し、サポーターは暴動を起こしている。

 元フランス代表のダビド・トレゼゲ(David Trezeguet)が2得点を挙げる活躍を見せ、アルミランテ・ブラウン(Almirante Brown)に2-0で快勝したリーベル・プレートは、勝ち点73で2部リーグ優勝を果たした。

 アラブ首長国連邦(UAE)のバニヤス(Baniyas SC)を退団した後、2012年1月にリーベル・プレートに加入したトレゼゲは、今シーズンここまで13得点を記録している。

 ブエノスアイレス(Buenos Aires)を本拠地とするリーベル・プレートは、リーグ最多の優勝33回を誇り、同じ本拠地でライバルのボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)との試合は、アルゼンチン国内で最も注目が集まる一戦となる。(c)AFP