【4月2日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は、次期駐日米国大使に、暗殺されたジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)大統領の長女キャロライン・ケネディ(Caroline Kennedy)氏(55)を指名する見込みであることが分かった。米政府関係者が1日、明らかにした。

 ケネディ氏は長い間政界から距離を置いてきたが、2008年大統領選の民主党候補指名争いでオバマ氏支持を表明したことが話題になり、08年末~09年初めにかけて上院議員への立候補をにおわせたこともあった。

 ケネディ氏の次期駐日米国大使への起用は以前から取り沙汰されていた。米政府関係者がAFPに語ったところによると、ケネディ氏の選考プロセスはかなり進んでいるという。これに先立ち、米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)とニューヨーク・タイムズ(New York Times)は、ケネディ氏が有力候補になっていると報じていた。(c)AFP