【2月25日 AFP】韓国の自営業者らで作る民間団体「路地裏商圏生存消費者連盟」は25日、日本で先週22日に「竹島の日」式典が開催されたことに抗議し、日本製品の不買運動を開始した。

 同連盟の広報担当者がAFPに語ったところによると、連盟では加盟する小規模スーパーや飲食店、居酒屋などに対し、日本製のたばこや酒などを販売しないよう呼び掛けているという。

 連盟に加盟する約数百万の店舗は、多くが地元に密着した家族経営の小規模店でたばこやビールを中心に日本製品を多数扱っており、不買運動に同意する加盟店が増えれば影響力は計り知れないと同連盟広報は指摘した。

 韓国政府は日本政府に「竹島の日」の式典中止を求めていたが、式典は22日に開催され日本政府関係者も出席した。このため韓国・ソウル(Seoul)では式典当日、日本大使館前に数百人の活動家が詰め掛け抗議の声を上げた。(c)AFP