【4月2日 AFP】米国のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領と韓国の李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領は2日、主要20か国・地域(G20)緊急首脳会議(金融サミット)出席のため滞在中の英ロンドンで首脳会談を行い、いかなるミサイルでも北朝鮮が発射した場合には「断固たる対応」を取るとの認識で一致した。

 北朝鮮は同日、日本政府が北朝鮮が打ち上げる「衛星」を撃墜させようと試みた場合、日本の「重要目標」を攻撃するだろうと声明を発表し、北東アジアの安全保障のリスクをさらに深めた。 

 外交筋によると、オバマ大統領と李大統領はこの件について「緊密に協力」することでも合意した。オバマ氏が李氏に対し、北朝鮮の態度に対する自制をたたえる場面もあったという。

 また、オバマ大統領は6月16日にホワイトハウスに初めて李大統領を招待した。(c)AFP/Stephen Collinson