【3月3日 AFP】北朝鮮と在韓国連(UN)軍は2日、軍事境界線上の板門店(Panmunjom)で、約7年ぶりに将官級会談を行った。北朝鮮については、同国が計画しているロケット打ち上げをめぐって緊張が高まっている。

 在韓国連軍当局によると、会談は北朝鮮側からの提案で行われ、緊張緩和に向けた方策が話し合われたほか、今後も協議を継続することで合意し32分間で終了したという。国連軍側は今回の会談について、信頼関係の構築に役立つとして、歓迎する姿勢を示した。

 韓国の聯合(Yonhap)ニュースは、北朝鮮側が、今月9日から始まる大規模な米韓合同軍事演習について、あらためて非難したと報じた。一方、国連軍当局の報道官は、この報道について確認を避けた。(c)AFP/Jun Kwanwoo