【1月11日 AFP】ジョージ・H・W・ブッシュ(George H.W. Bush)元米大統領の名を冠した米海軍の最新の原子力空母「ジョージ・H・W・ブッシュ(George H.W. Bush)」の就役式が10日、バージニア(Virginia)州ノーフォーク基地(Naval Station Norfolk)で行われ、元米大統領、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)現大統領父子らが出席した。

 現大統領はあいさつで、第2次大戦中には海軍パイロット、1989-93年には大統領を務めた父親の業績をたたえ、「幸せな人生を歩み、望むものはほぼすべて手に入れてきた男に何を贈るべきかと考えた末、空母を思いついた」と述べた。

 世界最大級9万5000トンのこの空母の建造費は62億ドル(約5600億円)に上る。

 大統領専用機エアフォースワン(Air Force One)を用いての職務は現大統領にとってこれが最後となる。(c)AFP