【11月9日 AFP】朝鮮中央通信社(Korean Central News AgencyKCNA)が5日に公開した金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong Il)総書記の写る集合写真に合成や加工を示唆する矛盾点が見つかり、総書記の健康悪化説が再浮上している。6日、英タイムズ(Times)紙が報じた。

 タイムズの写真専門家は、金総書記のふくらはぎ部分にあたる光の方向が若干他の兵士と異なるため、両隣の将校らと影の形が違っていることを発見した。

 さらに、2列目が立つ灰色の台の手前上部の黒い横線が、金総書記の周辺だけ不可思議にも消えている。

 同紙は、この写真が総書記の写真を合成したものである可能性を指摘している。(c)AFP