【11月7日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)次期米大統領は日本時間7日朝、麻生太郎(Taro Aso)首相に電話し10分ほど会談、米国の最大の同盟国の1つである日本との信頼関係を築いていくことを約束した。外務省が明らかにした。

 オバマ氏は、麻生首相と個人的信頼関係を築きたいと述べた上で、大統領選中にオバマ氏を熱狂的に応援していた福井県小浜市をよく知っていると語った。一方、首相は日米同盟の強化が第一原則だと語った。

 また、首相とオバマ氏は金融危機やアフガニスタン、気候変動、北朝鮮問題などで日米が緊密に連携し、対応していくことで一致した。

 首相はオバマ氏が次期大統領に選出された4日に祝意を伝えていたが、直接言葉を交わすのは今回の電話会談が初めて。(c)AFP