【5月19日 AFP】ジンバブエの野党・民主変革運動(Movement for Democratic ChangeMDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長は18日、暗殺計画が発覚したことから訪問中の南アフリカでの滞在を延期し、予定されていた党の選挙集会への出席を取りやめた。

 MDCは同日、ジンバブエ南部のブラワヨ(Bulawayo)で、6月27日に予定されている大統領選挙の決選投票に向け初の選挙集会を開催したが、そこで演説を予定していたツァンギライ議長は、帰国すれば命の危険があるとして南アフリカでの滞在を延期した。

 ツァンギライ議長は、3月29日に実施された大統領選の第1回投票で勝利し、決選投票で与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)のロバート・ムガベ(Robert Mugabe)現大統領に再度立ち向かうことになるが、勝利後1か月以上も国を離れている。(c)AFP/Godfrey Marawanyika