【5月27日 AFP】世界で最も質の高い生活を送ることができる都市はウィーン(Vienna)で、最悪なのはバグダッド(Baghdad)――。組織・人事コンサルティング会社マーサー(Mercer)が26日発表した「2010年世界生活環境ランキング」でこのような結果が明らかになった。

 同社の「世界生活環境調査」は、政府や多国籍企業が海外に駐在員を派遣する際の参考とすることを目的に行われており、対象は世界420都市。娯楽性よりも安定性、安全性、公共サービスを重視し、「犯罪率」「銀行サービス」「個人の自由」「公衆衛生」「学校」「交通機関」「気候」など10分野、39項目に基づいて各都市の評価を指数化する。

 そのため、清潔で静かなことで知られる都市が上位にランクインする傾向が高い。

 今年のランキングでは、1位はウィーンで、チューリヒ(Zurich)とジュネーブ(Geneva)がそれぞれ2位と3位、バンクーバー(Vancouver)とオークランド(Auckland)が4位で続いた。

 なお、スイスはトップ10内にベルン(Bern)(9位)も含めた3都市がランクイン。ドイツからも、デュッセルドルフ(Dusseldorf)(6位)、フランクフルト(Frankfurt)、ミュンヘン(Munich)(ともに7位)の3都市が入った。

 一方、観光スポットとして人気のパリ(Paris)は34位、ロンドン(London)は39位、マドリード(Madrid)は48位、ニューヨーク(New York)は49位と沈んだ。

 気になる日本はというと、東京が40位、神戸と横浜が41位だった。(c)AFP

【参考】マーサー 『2010年世界生活環境調査』の結果(ランキング表付き)はこちら