【2月9日 AFP】アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)にある世界一の超高層ビル「ブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa)」で、124階にある展望台「アット・ザ・トップ(At the Top)」が保守メンテナンスのため落成からわずか1か月で閉鎖された。

 同ビル開発を手がけた不動産大手エマール・プロパティーズ(Emaar Properties)が8日、明らかにしたところによると、予想を超える混雑と送電システムの問題のためで、現在、修理点検を行っているという。展望台の再開時期は未定。
 
 砂漠の中にさんぜんとそびえ立つ「ブルジュ・ハリファ」は、現在のところ世界一の高さ828メートルを誇り、前月に華々しく落成式を行ったばかり。当初は「ブルジュ・ドバイ(Burj Dubai)」の名称で知られていたが、ハリファ・ビン・ザイド・ナハヤン(Khalifa bin Zayed al-Nahayan)UAE大統領にちなんで前月、「ブルジュ・ハリファ」に改名された。(c)AFP