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ノルウェー北部でUFO騒ぎ、正体はロシアのミサイル発射実験失敗

  • 2009年12月11日 11:23 発信地:モスクワ/ロシア
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ノルウェー北部のSkjeroy上空で観測された異常な白い光。(2009年12月9日撮影)(c)AFP/SCANPIX/ANITA OLSEN

【12月11日 AFP】ノルウェー北部で9日未明、上空に「異常な白い光」が観測され、UFO騒ぎに発展していたが、光の正体はロシア海軍が発射実験に失敗した弾道ミサイルだったことが、10日のロシア国防省の発表で判明した。

 ロシア国防省によると、白海(White Sea)でドミトリー・ドンスコイ(Dmitry Donskoi)級原子力戦略型潜水艦から多弾頭の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「ブラバ(Bulava)」の発射実験を行ったが、第3段階で問題が発生し、打ち上げに失敗したという。

 白海はノルウェー北極圏付近に位置し、ロシア海軍潜水艦によるミサイルの発射実験場所となっている。ロシアの通信社インタファクス(Interfax)によると、ブラバの発射実験は今回が12回目で、7回が失敗に終わった。ロシアでは老朽化した兵器の改良が急がれており、ブラバはその中核と位置づけられているが、開発途中で発生する問題に悩まされている。

 ノルウェー北部トロムセ(Tromso)などの上空で目撃された異常な白い光の正体について、同国内では、いん石、オーロラ、発射実験に失敗したミサイル、あるいはUFOだなどの諸説が飛び交っていた。

 ロシアの著名な防衛アナリストは、問題の光の特徴が、発射に失敗した大気圏上層のミサイルの特徴と一致している点を指摘。「今回の実験失敗は、少なくともノルウェーの人々にとってはちょっと素敵な花火になった」と皮肉交じりにコメントしている。(c)AFP/Stuart Williams

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