【8月27日 AFP】米農務省動植物検疫局(Animal and Plant Health Inspection ServiceAPHIS)に保護された2頭のアジアゾウが、米カリフォルニア(California)州のサンディエゴ動物園(San Diego Zoo)に到着した。2頭は、米テキサス(Texas)州の個人が飼育していたという。

 現在は獣医が目視による全身、口内、足などの健康状態の確認を行っている。獣医は「はい、アーンしてね」と呼びかけ、口内の健康状態も確認した。初期の目視による診察の結果、歯や足の裏に異常が確認された。2頭のゾウは診察に協力的な様子で、足をみせるよう飼育係が要望すると応じているという。同園では、今後2か月をかけて医療検査を行う。(c)AFP