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核戦争の最大の懸念は放射能ではなく紅茶不足、50年代の英公文書

  • 2008年05月05日 16:58 発信地:ロンドン/英国
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ロンドン(London)の首相官邸で、ウェブ中継中に紅茶で一息入れるトニー・ブレア(Tony Blair)首相(当時、2006年4月4日撮影)。(c)AFP/JOHN D MCHUGH

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【5月5日 AFP】もし核戦争が起きたら政府は何について最も憂慮するべきか――答え、紅茶不足。こんな内容の英政府の公文書が4日、公開された。

 英国立公文書館(National Archives)で保管され、このたび機密指定解除された1954-56年の英有事対策会議の議事録には、英国が原子爆弾や水素爆弾の攻撃を受けた場合の懸念について、放射能汚染ではなく、英国人の主飲料である紅茶が不足する「非常に深刻な事態」に陥ると記されていた。

 議事録によると、核攻撃で「英国内の紅茶用茶葉の75%が損失し、茶葉の輸入も大幅な遅れが予測される」うえ、「配給制度も確立されていないため、1人当たり週28グラムの茶葉の配給すら困難と思われる」。その上で、「こうした紅茶不足に対する有効な解決策は、現在のところまだない」と結んでいる。

 また、1955年の議事録では「核融合爆弾の開発によって、われわれが講じるべき食料防衛対策はより先進的かつ困難なものとなった」と警告。核戦争の有事対策として、食料備蓄の確保とともにパン、牛乳、肉類、油脂類、そして紅茶と砂糖の安定供給を挙げている。(c)AFP

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