心臓発作リスク、血液検査で予測可能に?米研究
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【3月23日 AFP】心臓発作を起こす危険が高まっているかどうかが、血液検査で予測できるようになるかもしれない。米スクリップス・トランスレーショナル科学研究所(Scripps Translational Science Institute、STSI)のチームが、心臓発作を起こした患者の血液から奇妙な形の血液細胞を発見したと、今週の米医学誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン(Science Translational Medicine)」に発表した。
研究チームは、カリフォルニア(California)州サンディエゴ(San Diego)の4つの病院に救急搬送された心臓発作患者50人から採取された血管内皮細胞に異常な肥大や異型が見られ、多核化している例もあることを発見した。この異常細胞は、近く心臓発作が起こる危険があるかどうかを正確に予測する指標にできる可能性があるという。
喫煙や肥満、高コレステロール値など、心臓疾患を誘発するリスク要因は過去の研究で特定されているが、発作が近く起きそうかどうかを予測することはできなかった。研究を率いたSTSIのエリック・トポル(Eric Topol)所長は、「直近の心臓発作を予測診断する技術は長い間、循環器学の『聖杯』(探求困難なもの)とされてきた」とコメント。研究員の1人は、追加検証を行った上で「1~2年のうちに、商業利用できる血液検査法を開発したい」と述べている。
実用化されれば、救急医療の現場で患者がすぐにも発作を起こす危険があるのか、数週間のうちに起きる可能性があるのかなどが判断できるようになるだろうという。
心臓疾患は米国の死因第1位で、米疾病対策センター(US Centers for Disease Control and Prevention、CDC)によれば毎年80万人が死亡している。(c)AFP
研究チームは、カリフォルニア(California)州サンディエゴ(San Diego)の4つの病院に救急搬送された心臓発作患者50人から採取された血管内皮細胞に異常な肥大や異型が見られ、多核化している例もあることを発見した。この異常細胞は、近く心臓発作が起こる危険があるかどうかを正確に予測する指標にできる可能性があるという。
喫煙や肥満、高コレステロール値など、心臓疾患を誘発するリスク要因は過去の研究で特定されているが、発作が近く起きそうかどうかを予測することはできなかった。研究を率いたSTSIのエリック・トポル(Eric Topol)所長は、「直近の心臓発作を予測診断する技術は長い間、循環器学の『聖杯』(探求困難なもの)とされてきた」とコメント。研究員の1人は、追加検証を行った上で「1~2年のうちに、商業利用できる血液検査法を開発したい」と述べている。
実用化されれば、救急医療の現場で患者がすぐにも発作を起こす危険があるのか、数週間のうちに起きる可能性があるのかなどが判断できるようになるだろうという。
心臓疾患は米国の死因第1位で、米疾病対策センター(US Centers for Disease Control and Prevention、CDC)によれば毎年80万人が死亡している。(c)AFP