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ケシの鎮痛遺伝子を解析、コデイン生産の効率化に可能性 加大

  • 2010年03月16日 13:18 発信地:パリ/フランス
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中国・河南(Henan)省鄢陵(Yanling)で、麻薬の原料となるケシ畑を摘発する警察官(2009年5月7日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP




【3月16日 AFP】鎮痛剤として用いられるコデインやモルヒネ成分を生産する仕組みに関連するケシの遺伝子を発見したとするカナダ・カルガリー大学(University of Calgary)などの研究チームによる論文が、14日の英科学誌「Nature Chemical Biology」で発表された。

 コデインはケシから直接抽出することが可能だが、より豊富にケシに含まれるモルヒネを使って合成される割合が圧倒的に高い。

 体内で消化されたコデインは、酵素の働きによって肝臓でモルヒネに変換され鎮痛剤の役割を果たすが、体内で自然に鎮痛化合物に代謝することもある。世界の医療現場では、医療用のモルヒネをコデインに合成して用いる場合が多い。モルヒネとは異なり、コデインはヘロイン合成が容易ではないという利点もあるという。

 今回のケシ遺伝子発見は、世界で広く処方されている鎮痛薬の一種、コデインを効率的に生産する植物や微生物の開発につながる可能性があるという。(c)AFP

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