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中年期の腹部肥満で、認知症リスク3倍に

  • 2008年03月27日 17:43 発信地:シカゴ/米国
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1998年9月4日、中国の首都北京(Beijing)で車に塗装するタクシー運転手。(c)AFP/Stephen SHAVER

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【3月27日 AFP】中年期に腹部が肥満していた人が認知症にかかるリスクは、そうでない人の3倍にも高まる。26日の米神経学会誌「ニューロロジー(Neurology)」に研究結果が発表された。

「米国の成人の50%が腹部肥満であることを考えると、不安にさせられる結果だ」と警告するのは、米国最大の健康保険維持機構、カイザー・パーマネンテ(Kaiser Permanente)の研究部に所属する論文の著者、レイチェル・ホイットマー(Rachel Whitmer)氏。

 中年以降に太ることが脳卒中や糖尿病、心疾患などにかかるリスクを高めることは、かなり以前から関連づけられてきた。しかし、脂肪過多と認知症を結びつける研究は今回が初めて。興味深いことに、体重は標準でも「メタボ腹」の人は認知症リスクがより高まるという。

 研究チームは、米カリフォルニア(California)州北部に住む40歳から45歳の腹部肥満の人6583人を対象に追跡調査した。約36年後、16%の人が認知症にかかっていたという。

 体重と腹部の脂肪レベルの関係を見ると、両方が通常レベルの人に比べ、過体重または肥満だが腹部肥満ではない人の認知症リスクは80%高かった。さらに、過体重な上に腹部肥満の人は230%、肥満でさらに腹部肥満の人は360%と、腹部肥満で体重が増すごとにリスクが2-3倍にもなった。

「死体解剖からアルツハイマー病と関連する脳の変化は、若年期から中年期に起こることが分かっている。一方、別の研究で、脳萎縮と深い関係があるのは高年層の腹部肥満だということが分かっている」という。「腹部肥満が脳にもたらす危険な効果は、認知症の兆候が実際に現われるずっと以前に始まっていることを示唆する結果だ」とホイットマー氏は語った。(c)AFP

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