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流通紙幣がインフルエンザを広める可能性も、スイス研究報告

  • 2008年01月17日 13:42 発信地:ジュネーブ/スイス
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1000スイスフラン紙幣(1998年3月25日撮影)。(c)AFP/JUERG MUELLER

【1月17日 AFP】スイスの研究者チームは16日、紙幣に付着した流感ウイルスが2週間以上、生存している可能性があるとの研究結果を発表した。

 国内紙ル・タン(Le Temps)によると、あるスイスの銀行が、「流行性の疾患が長期にわたって流行しているのは、大量に流通している紙幣が原因ではないか」との懸念を抱き、ジュネーブ大学病院(Geneva University Hospital)の研究チームに調査を依頼した。スイスでは毎日、2000万枚から1億枚の紙幣が流通しているという。

 研究チームはこの流感ウイルスをごく少量、使用済み紙幣に付け、室温で放置した。大半のウイルスは数時間しか生存しなかったが、一部の高濃度のウイルスは数日間生存することが分かった。最悪のケースでは、ヒトの粘液と混ざった場合、2週間半、生存する可能性があるという。

「ウイルスにこのような予想外の耐性があることから、流感のまん延を防ぐ上で、この種の非生物学的な感染媒体も見過ごすわけにはいかないことが分かった」と主研究者Yves Thomas氏は語りつつも、主因は空気感染と人との接触による感染であることを強調した。

 研究チームは、流感の感染経路において紙幣がどの程度の要因になっているかについて、今後さらに研究を進めるもよう。(c)AFP
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