【7月31日 AFP】北京(Beijing)の韓国大使館に勤務していた黄正一(ファン・ジョンイル、Whang Joung-il、52)政務公使が28日夜、街中で買ったサンドイッチを食べた後に急死した。駐中国の韓国政府関係者、ならびに朝鮮日報(Chosun Ilbo)が31日、明らかにした。

 黄公使は28日夜、北京の大使館近くで購入したサンドイッチを食べたあと、激しい腹痛と下痢の症状を訴えた。大使館関係者によれば、その後、北京市内の病院で治療を受けたが、30日朝に亡くなった。

 当局関係者は、「市内の病院で30日に検視解剖を行った。1か月以内に結果が明らかになる」と述べている。中国国内ではかねてから、食品の安全性にかかわる不祥事が繰り返し起きている。(c)AFP