回帰願望?人体や自然モチーフの日用品デザインが人気
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【9月10日 AFP】女性の胸をかたどったレモン絞り、本物のお尻そっくりのごみ箱――。芸術界では今、人体のあらゆる部分をモチーフにした日用品のデザインが徐々に浸透しつつある。第一人者の1人、英国の現代芸術家ダミアン・ハースト(Damien Hirst)氏が制作した人間の頭蓋骨にダイヤモンドを散りばめた作品は、記録的高値をつけた。
「人体はインスピレーションの源になりつつある」と語るのは、トレンドスポッターのフランソワ・ベルナール(Francois Bernard)氏だ。
今週、パリ(Paris)で開催されているインテリアデザインの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ(Maison & Objet)」には、オーストリアから金髪とダークブラウンの髪の毛で覆われたいす、デンマークからは「新鮮な」内臓をかたどった水差しが出展されている。指や手をモチーフにした陶製のコート掛けなどもある。
「西洋社会では美容整形やエクササイズ中毒など、人体への関心は非常に高いが、それが芸術に強く反映されはじめたのはつい最近のことだ。人体、自然、生命体。主にこれらに影響を受けている」(ベルナール氏)
こうした傾向を、トレンドウオッチャーのヴァンサン・グレゴワール(Vincent Gregoire)氏は、「経済危機を経験し、人びとは守られたい、包まれたいと望むようになった。デザイナーは自然の柔らかさに触発される」と分析する。
省エネの流れの中で白熱電球廃止の動きが世界で進む中、オランダの若いアーティスト2人組は、本物のタンポポを発光ダイオード(LED)につなぎ、柔らかな自然光を発する照明をデザインした。
インテリアや住宅を手がける著名デザイナー、ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセン(Vincent Van Duysen)氏はAFPの取材に、「人間は『母なる自然』に接していたいもの」と語った。(c)AFP/Claire Rosemberg
【参考】「最も高価な現代芸術作品」、世界巡回展を開始 頭蓋骨にダイヤちりばめる
「人体はインスピレーションの源になりつつある」と語るのは、トレンドスポッターのフランソワ・ベルナール(Francois Bernard)氏だ。
今週、パリ(Paris)で開催されているインテリアデザインの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ(Maison & Objet)」には、オーストリアから金髪とダークブラウンの髪の毛で覆われたいす、デンマークからは「新鮮な」内臓をかたどった水差しが出展されている。指や手をモチーフにした陶製のコート掛けなどもある。
「西洋社会では美容整形やエクササイズ中毒など、人体への関心は非常に高いが、それが芸術に強く反映されはじめたのはつい最近のことだ。人体、自然、生命体。主にこれらに影響を受けている」(ベルナール氏)
こうした傾向を、トレンドウオッチャーのヴァンサン・グレゴワール(Vincent Gregoire)氏は、「経済危機を経験し、人びとは守られたい、包まれたいと望むようになった。デザイナーは自然の柔らかさに触発される」と分析する。
省エネの流れの中で白熱電球廃止の動きが世界で進む中、オランダの若いアーティスト2人組は、本物のタンポポを発光ダイオード(LED)につなぎ、柔らかな自然光を発する照明をデザインした。
インテリアや住宅を手がける著名デザイナー、ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセン(Vincent Van Duysen)氏はAFPの取材に、「人間は『母なる自然』に接していたいもの」と語った。(c)AFP/Claire Rosemberg
【参考】「最も高価な現代芸術作品」、世界巡回展を開始 頭蓋骨にダイヤちりばめる