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【7月4日 AFP】国連教育科学文化機関(ユネスコ、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization、UNESCO)の世界遺産委員会が2日、カナダのケベック(Quebec)で開幕した。加盟国の中から選ばれた21か国の専門家が10日までの期間中、候補地の世界遺産リストへの登録の可否や登録抹消問題などについて話し合う。
今回は新たに45か所がリストに登録される可能性があり、6日もしくは7日に発表される見通し。また、ドイツ東部ドレスデン(Dresden)のエルベ(Elbe)渓谷の登録抹消についても協議される予定。
今回初めて世界遺産リストの候補を挙げた国は、キルギス(Sulamain-Too Sacred Mountain)、パプアニューギニア(Kuk Early Agricultural Site)、サンマリノ(San Marino Historic Centre and Mount Titano)、サウジアラビア(Al-Hijr Archaeological Site)、バヌアツ(Chief Roi Mata's Domain)の5か国。
世界遺産として認められるためには、「顕著な普遍的価値を有する」ことと遺産の保護計画が必要とされている。これまでに141か国で851件が世界遺産に指定されている。
一方、ドイツ・ドレスデンのエルベ渓谷では、4車線のWaldschloesschenbruecke橋が建設中で、登録を抹消される可能性がある。エルベ渓谷は、2004年にユネスコの世界文化遺産に登録された。ユネスコでは、近代的な橋が建設されれば、「エルベのフィレンツェ(Florence)」と称される景観が損なわれるとして、エルベ渓谷を「危機にさらされている世界遺産(通称:危機遺産)」に登録した。(c)AFP
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