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建築家の黒川紀章氏が死去

  • 2007年10月12日 20:29 発信地:東京
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都内六本木の「国立新美術館」で開催された自身の作品展を訪れた黒川紀章(Kisho Kurokawa)氏。黒川氏は同美術館の設計を手がけた(2007年1月20日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO

【10月12日 AFP】建築家の黒川紀章(Kisho Kurokawa)氏(享年73)が12日、都内の病院で死去した。入院先の東京女子医科大学病院(Tokyo Women's Medical University Hospital)が明らかにした。死因は発表されていないが、黒川氏は多臓器不全で治療を受けていたという。 

 名古屋出身の黒川氏は、東京大学大学院で故・丹下健三(Kenzo Tange)氏に師事。その後、国際的に活躍した。

 1998年に開港したマレーシアのクアラルンプール新国際空港(Kuala Lumpur International Airport)は黒川氏の作品で、アジアの伝統と近未来的デザインを融合した同氏の持ち味が表現されている。熱帯雨林に囲まれた流線型の同空港は「森の中の空港」と評された。

 このほかにも、黒川氏が設計した主な作品には、西洋合理主義と東洋の非対称との融合と評されたオランダ・アムステルダム(Amsterdam)の「ゴッホ美術館新館(Van Gogh Museum)」、オーストラリア・メルボルン(Melbourne)のショッピングセンター「メルボルン・セントラル(Melbourne Central)」などがある。

 また最近では今年、六本木にオープンしたばかりの「国立新美術館(National Art Center)」の設計も手がけた。(c)AFP
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