【3月3日 AFP】南極にあるベルギーのプリンセス・エリザベス(Princess Elisabeth)基地の国際合同探査チームが、ここ25年近くで最大の隕石(いんせき)を発見した。太陽系の謎を解明する手がかりになるとしている。

 2月28日の発表によると、隕石は重さ18キロで、ナンセン氷原(Nansen Ice Field)で採集された総重量75キロの岩石425個の一部だった。

 ベルギー隊を率いたブリュッセル自由大学(Universite Libre de Bruxelles)の地質学者Vinciane Debailles氏は、「重量の点のみならず、南極で通常これほど大きな隕石が発見されることはないため、この隕石はわれわれにとって非常に予期せぬ発見だった」とコメント。その上で、「東南極(East Antarctica)でこれほど大きな隕石が発見されたのは25年ぶりなので、われわれにとって非常に珍しい発見だ」と述べた。

 Debailles氏はまた、「隕石の研究は、太陽系の形成と進化、地球がどのように太陽系で比類のない惑星になったか解き明かすことが目的だ」と付け加えた。

 隕石は小さいことが多く、大気圏で燃え尽きる際に「流れ星」として目撃される。しかし2月にロシアで隕石落下に伴うすさまじい衝撃波が発生し、広い範囲で約1200人が負傷、建物に被害が出たことが、世界各地で大きく報道された。(c)AFP