【2月15日 AFP】ロシアのウラル(Urals)地方で15日、流星雨が原因とみられる爆発が地上近くで起き、衝撃で吹き飛んだ窓ガラスで数人が負傷した。露通信社が当局者の話として伝えた。

 露インタファクス(Interfax)によると、非常事態省の報道官が「(ウラル地方の)チェリャビンスク(Chelyabinsk)地域上空で隕石(いんせき)が爆発し、衝撃波によって数か所で窓ガラスが吹き飛んだ」が、地表に衝突した隕石はなかったと説明したという。これにより少なくとも4人が負傷したという。

 各通信社が伝えた目撃者の話では、現場では大きな爆発音が複数回聞こえ、住民はパニックに陥ったという。(c)AFP