【12月25日 AFP】米航空宇宙局(NASA)が公開した、土星探査機カッシーニ(Cassini)の広角カメラが17日に撮影した土星の画像。土星からの距離は約80万キロ。カッシーニが土星の影にある時、つまり太陽が土星の裏側にある時に撮影したもので、土星本体と輪が逆光でとらえられた珍しく、美しい画像だ。非常に高い位相角から撮影されたもので、低い位相角からの撮影では容易には分からない土星の輪や大気現象の研究に役立つ。土星の2つの衛星、エンケラドス(Enceladus)とテティス(Tethys)も土星の左側、輪の下にとらえられている。輪に近い方がエンケラドス、その左下がテティス。(c)AFP