【9月24日 AFP】国際天文学連合(International Astronomical UnionIAU)は21日、天文学で用いられる距離の単位「天文単位(Astronomical Unit、AU)」の長さとして新たな数値を採用したと発表した。

 天文単位は太陽と地球との平均距離で、天体間の距離を表すために使われる。これまで天文単位はモデルや観測などに基づいて経験的に決められてきたが、3メートルの誤差があったという。

 今回のIAU決定により、天文単位の長さは1億4959万7870.7キロメートルになった。北京(Beijing)で8月20~31日に開かれたIAU総会で承認された。(c)AFP