【4月18日 AFP】(写真追加)2011年3月に退役したスペースシャトル「ディスカバリー(Discovery)」が17日、ドラマチックなラストフライトを行った。

 ディスカバリーをワシントンD.C.(Washington D.C.)近郊の博物館に運ぶため、シャトル運搬のために改造された米航空宇宙局(NASA)のボーイング747(Boeing 747)型機が、胴体の上にディスカバリーを載せて米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)を夜明け後間もなく離陸した。

 同機はワシントンD.C.上空を約1時間にわたって旋回した後、大勢の人が待ち受けるダレス国際空港(Dulles International Airport)に着陸した。

 1984年に初飛行し、2011年の2月から3月にかけて最後のミッションを行ったディスカバリーは、国立航空宇宙博物館(National Air and Space Museum)で展示される。(c)AFP/Kerry Sheridan

【写真特集】スペースシャトル「ディスカバリー」のラストフライト

【動画】NASAの輸送機に背負われたディスカバリー(YouTube/AFPBB News公式チャンネル)