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「終末時計」1分進む、核拡散や気候変動への不安反映

  • 2012年01月11日 07:41 発信地:ワシントンD.C./米国
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ワシントンD.C.(Washington D.C.)の米国科学振興協会(American Association for the Advancement)で針が1分進められた「終末時計」(2012年1月10日撮影)。(c)AFP/Saul LOEB

【1月11日 AFP】核拡散や気候変動といった脅威への国際的な取り組みが遅滞する中、地球最後の日までの時間を象徴的に示す「終末時計(Doomsday Clock)」の針が10日、1分進められ、「滅亡時刻」を表す午前0時まで残り5分となった。

 時計は米誌「ブレティン・オブ・アトミック・サイエンティスツ(Bulletin of the Atomic Scientists)」が1947年に設置したもので、時計の状態変更はノーベル賞受賞者を含む科学者たちの委員会が協議のうえ決定した。「残り5分」は2007年と同じレベルだ。

 1分進められた理由として、核の緊張の高まり、気候変動に対する地球規模の行動の欠如、世界の重大関心事において科学が拒否される傾向が強まっていることが挙げられた。

 ある委員は、「核拡散や気候変動といった明白な脅威に直面し、さらには持続可能で安全な代替エネルギーの模索が続く中、世界のリーダーたちは依然として経済を規範の中心に据えている」と指摘した。

 委員会は、福島第1原子力発電所の事故にも触れ、自然災害に見舞われやすい地域で原子力に依存することの危うさが世に示されたと述べた。

 時計は2010年、国際社会の核協力の進展への期待とバラク・オバマ(Barack Obama)大統領への期待を込めて針が1分戻され、滅亡時刻まで残り6分となっていた。(c)AFP/Kerry Sheridan

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