【1月10日 AFP】欧州宇宙機関(European Space AgencyESA)のハーシェル(Herschel)宇宙望遠鏡とX線観測衛星XMMニュートン(XMM-Newton)の観測データを合成して作成したアンドロメダ銀河(Andromeda Galaxy)の画像。ハーシェル宇宙望遠鏡は赤外線で、XMMニュートンはX線で観測した。

 アンドロメダ銀河の遠赤外線画像としてはこれまでで最も精細なもので、従来の画像よりたくさんの星をはっきりと把握できる。ハーシェルは新しい星が形成される領域にあるちりの輪を捉え、XMMニュートンは死につつある星が放出するX線を捉えた。赤外線やX線は地球の大気で吸収されるため、地上からはこれほど詳しく観測することはできない。(c)AFP