【1月10日 AFP】4日に観測された、2011年最初の日食で欠けた太陽。天文写真家ティエリ・ルゴー(Thierry Legault)氏がオマーンの首都マスカット(Muscat)付近で、現地時間4日午後1時9分(日本時間同日午後6時9分)に撮影した。

 欠けた太陽の中央やや左上に、国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS) が写っている。秒速7.8キロで移動しているISSは、わずか0.86秒で太陽を横切った。この写真はその一瞬をとらえたものだ。

 右下の黒い影は、活動領域1140の黒点群だ。中央付近には活動領域1142の黒点群も見える。太陽は今後2年程度で活動の極大期に入るとみられている。(c)AFP