【7月5日 AFP】宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration AgencyJAXA)は5日、前月地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル内に少量の微粒子が入っていたと発表した。はやぶさが採取に挑戦した小惑星イトカワ(Itokawa)の物質であれば、太陽系の起源の解明に道を開く快挙となる。

 JAXAによると、6月24日からカプセル内の分析を進めてきた結果、カプセル内に微粒子の存在を確認した。ただ、この微粒子が小惑星に由来する物質か、打ち上げにあたって地球で混入した物質かは、現在のところ不明としている。最終結果が出るまでは数か月かかるという。(c)AFP