【4月27日 AFP】電機大手がこぞって3Dテレビ市場へ参入する中、日立(Hitachi)、東芝(Toshiba)、シャープ(Sharp)や政府系機関などからなる協会が、3D映像の安全な視聴に関するガイドラインを発表した。目まい、吐き気、目の疲れを防ぐために知っておくべき基本的なルールが掲載されている。

 人間は、左右の目に映し出された別々の映像の差異を脳が認識することで奥行きを感じている。3D映像はこの仕組みを利用し、専用メガネをかけ左右の目に少しだけ違う映像を見せることで立体感を出している。

 ガイドラインではまず、適正な視聴距離(テレビ画面の縦の長さの約3倍)を保つことや、長時間にわたって視聴し、機器の設定に間違いがないにもかかわらず奥行きを感じられなくなり二重の映像が見えるようになったら視聴を控えることを勧めている。

 また、さまざまな理由で人によって見え方は違うとしながらも、気分が悪くなったら視聴を停止すべきと促している。

 子どもの視聴に関しては、視聴が適切かどうかを保護者が判断することが望ましいとした。

 メーカー側に対しては、シャッター方式のメガネではシャッターの動きを一定に保つなど、視聴者に悪影響を与えないようなさまざまな予防策を取るよう求めている。(c)AFP